内視鏡検査を受ける方へ (2021年6月17日)
【内視鏡検査希望のすべての方に共通事項】
当院で検査が可能かどうかの診察が必要になりますので、保険証を持参のうえ診療時間内にご来院ください(予約や電話は不要)。大きな病気をしたことがある方や、お手伝いが必要な方、日本語もしくは英語での会話ができない方、日本語を読めない方等は申し訳ないのですが安全のため他院を紹介させていただきます。 紹介状(お持ちの方のみ)、お薬手帳(何か薬を飲んでいる方は必須)、健康診断結果などあればお持ちください。 当院では、セデーション(いわゆる静脈麻酔)は使用していません。 また、糖尿病でインスリンを使用している方の検査はご遠慮いただいております。 感染予防のため検査は同じ時間に一名のみで、一人ひとり終わるごとに内視鏡洗浄機を使用しています。また検査時に使用する生検鉗子は使い捨ての製品を使用しております。 【上部内視鏡検査(胃カメラ)ご希望の方】 ご希望に応じて口からの内視鏡検査と鼻からの内視鏡検査ができます。ただし、飲んでいるお薬やお鼻が小さい方等はできない場合があります。 当院では、口からの内視鏡検査の場合も経鼻用の細い内視鏡を使用しますので苦しさは軽減されています。 胃の場合組織検査は行えますが、処置(手術)が必要な場合は入院が必要になることが多いため処置(手術)は紹介になります。 検査日は、月・火・水・金・土の朝九時からです。 【大腸内視鏡検査ご希望の方】 当院では検査時の苦痛を減らすため、高度可変式ファイバーと細径ファイバーを、また送気には炭酸ガスを使用しています。ほとんどの方は高度可変式ファイバーで5〜10分で奥まで到達しますので、検査時間は20〜30分位です。当院で麻酔を使用しない理由は『痛みは危険のサイン』であることから、痛みを表現できない状況で無理に検査を続けることは危険があると考えるからです。 検査当日、ご自宅で下剤を1.8リットル内服して頂きますので、排便はご自宅で済ませてからの検査となります。ごくまれに下剤によるショック等がありますので病気の多い方や高齢の方や独居の方は大きな病院での検査をお勧めしております。 大腸ポリープは当院で初回検査の方は、見落とし防止のため当日の切除は行いませんのでご了承ください。 検査日は月・火・水・金のみとなります。 |