✿ 内視鏡検査希望のすべての方に共通事項 ✿
当院で検査が可能かどうかの診察が必要になりますので、保険証(もしくはマイナカード)を持参のうえ診療時間内にご来院ください(予約や電話は不要)。
大きな病気をしたことがある方や、お手伝いが必要な方、日本語もしくは英語での会話ができない方、日本語を読めない方等は申し訳ないのですが安全のため他院を紹介させていただきます。
紹介状(お持ちの方のみ)、お薬手帳(何か薬を飲んでいる方は必須)、健康診断結果などあればお持ちください。
当院では、セデーション(いわゆる静脈麻酔)は使用していません。
また、糖尿病でインスリンを使用している方の検査はご遠慮いただいております。
感染予防のため検査は同じ時間に一名のみで、一人ひとり終わるごとに内視鏡洗浄機を使用して洗浄を行います。
また検査時に使用する生検鉗子は使い捨ての製品を使用しております。
✿ 上部内視鏡検査(胃カメラ)ご希望の方 ✿
ご希望に応じて口からの内視鏡検査と鼻からの内視鏡検査ができます。
ただし、血を止まりにくくする薬を飲んでいる場合や鼻が小さい方等は鼻からの検査ができない場合があります。
当院では、口からの内視鏡検査の場合も経鼻用の細い内視鏡を使用しますので苦しさは軽減されています。
正常ではない病変がある場合、当院にて組織検査は行えますが、処置(手術)が必要な場合は入院が必要になることが多いため処置(手術)は原則として紹介になります。
例外として、胃の中にアニサキスがいた場合そのまま摘出手術を行うことができます。
検査日は、月・火・水・金・土の朝九時からです。
✿ 大腸内視鏡検査ご希望の方 ✿
当院では検査時の苦痛を減らすため、オリンパス社製の硬度可変式ファイバーと細径ファイバーを使用しています。
また送気には炭酸ガスを使用していますのでおなかの張り感は軽減されています。
ほとんどの方は硬度可変式ファイバーで5〜10分で奥まで到達しますので、検査時間は20〜30分位です。
当院で麻酔を使用しておりませんが、その理由は『痛みは危険のサイン』であることから、痛みを表現できない状況で無理に検査を続けることは危険があると考えるからです。
検査当日、ご自宅で下剤を1.8リットル内服して頂きますので、排便はご自宅で済ませてからの検査となります。
ごくまれに下剤によるショック等がありますので病気の多い方や高齢の方や独居の方は大きな病院での検査をお勧めしております。
大腸ポリープが見つかった場合は、大きさや形により、その場で摘出手術をすることがあります。
当院は2024年6月1日より、短期滞在手術等基本料Iの施設基準を取得しております。
この基準は大腸ポリープ切除術などの日帰り手術において、一定以上の質を確保することが求められているものであり、当院では上記の基準を満たしているため関東地方厚生局より正式に認定をいただきました。
そのため日帰り手術を施行実施した際には患者負担金額が増えますが、ご理解ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
※内視鏡検査のみの場合は、加算はございません。
検査日は月・火・水・金のみとなります。